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【福岡】都市高アイランドシティ線開通♪アクセス抜群の海の中道へ【後編】

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マリンワールド 大水槽

福岡市東区のアイランドシティへとつながる、福岡都市高速道路「アイランドシティ線」が2021年3月27日に開通。アイランドシティから天神までは約7分、福岡インターチェンジまでは約6分の時間短縮に!海の中道・志賀島へのドライブがより快適になりました♪

今回はそんなアイランドシティ線を通って、爽快な気分を味わえる海の中道へ!志賀島へとつながるこの辺りは、「うみなか」とも呼ばれ、福岡市内のリゾートエリア。水族館や海浜公園、リゾートホテルなどの施設が点在しています。国営海の中道海浜公園へ行った後はマリンワールドへ向かいます。(写真提供:マリンワールド)

※この記事は2021年4月27日時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。

アイランドシティ線とは

通称「アイランドシティ線」と呼ばれるこちらの福岡都市高速道路は、福岡高速1号の香椎浜出入口付近と東区のアイランドシティを結ぶ「福岡高速6号線」のこと。香椎浜JCT~アイランドシティ間の2.5kmが延長されました。香椎浜JCTは福岡高速1号線と接続します。

アイランドシティには、国際コンテナターミナルや青果市場などの物流施設に加え、商業施設やビルなどが立ち並びます。車内からは高層ビルやクレーンなどが一緒に見え、他ではなかなか見ることができない景色が楽しめます。アイランドシティ線を降りると海の中道はすぐそこ!

見どころいっぱい!マリンワールドへ

2017年4月に全館リニューアルオープンして、大人も楽しめるように生まれ変わったと話題の「マリンワールド海の中道」。マリンワールドは、350種・約3万点の生き物を展示する水族館。ゴールデンウィーク中は「夜のすいぞくかん」も開催され、いつもとは違った水族館を楽しめそう!

さっそくチケットを購入。チケットには海の生き物たちが載っていて、これは捨てられない!窓口に並ばずに入場できるWEBチケットもあり、ホームページから購入できます。また実は年間パスポートがお得!通常高校生以上の入館料金は2350円。年間パスポートは4600円だから、2回行くなら断然こちらがお得!現在、限定デザインのフリーパスポート大人6000円も販売中で、こちらは年間パスポートより有効期限が2カ月長い14カ月。ぜひチェックしてみてね。

九州の海に酔いしれる

エントランスから順路に沿って3階に進むと、左手に現れるのがこちら。「かざすAI図鑑アプリ」といって、自分のスマートフォンを生き物にかざすだけで1万種類の名前をリサーチしてくれます。気になった生き物の名前や詳しい情報が分かるので、まずはこちらのアプリをインストール。※2020年8月1日より1年間、マリンワールド館内利用でアプリが無制限利用可。通常は無料お試し期間は1日10種類まで。

まずは「九州の海」をテーマにしたエリア。「玄界灘水槽」は福岡の海を再現しています。人工の波が1分毎に起こり、臨場感ある海の風景が楽しめちゃいます。床から天井にかけて曲線を描く水槽は、頭上を魚が泳ぎまわり、まるで海の中にいるかのよう。(写真提供:マリンワールド)

さらに進むと、九州各県の海を再現した水槽が続きます。その一角に現れる有明海を再現した干潟のなかで、ムツゴロウを発見!よくよく見るとトビハゼなど、干潟に生息する生き物を見つけることができます。

突然開けた場所に緑が現れ、「あれ?ここは水族館だったよね?」と一瞬戸惑うエリアに出ました。熊本県阿蘇の自然を再現した「阿蘇 水の森」というエリア。県内に1000ヵ所以上の湧水源を有する、水の国である熊本の自然の循環サイクルを感じられる空間が広がっています。

大水槽の前で物思いにふける時間

さらに進むと圧巻の大水槽が出現。黒潮が流れる九州南部の温暖な海を再現した、水深7メートルの外洋大水槽です。ちょうど「いわしのじかん」という曲に合わせたイワシへの給餌が行われており、キラキラとしたイワシたちが大群で泳ぐ姿は迫力満点。

水槽の前にはソファーが設置されていて、座って水槽を眺めていると別世界に引き込まれます。何時間でも眺めていられそうな青の世界が心地よい。ここでぼんやりと泳ぐ魚たちを見ていると、現実世界で感じるストレスなんてどうでもよくなりそう!

触れ合いパラダイス!

次は屋外で、生き物たちを愛でる「ペンギンの丘」と「かいじゅうアイランド」へ。これでもかというほど間近で見られるペンギンたちの愛らしいこと。寝そべったり、泳いだり、走ってこちらに近寄ってきたり、悶絶ものです。

飼育員さんが制作したらしいパネルも見つけました。飼育されているペンギンたちの愛憎劇の相関図を見ながら、「これはあの子かな?」と探してみるのも楽しい時間。

さらに奥に行くと、アザラシやアシカのプールが出てきます。こちらではエサを与えることもできるため、さっそく1皿400円の魚を購入。開館から200皿限定で販売されています。魚を見せると声をあげてアピールしてくる一匹が!その子めがけて、魚をポイとすると上手にキャッチしてくれました。4月17日にはゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生したらしいので、お披露目が楽しみです。

イルカを見ながらお食事タイム

館内の「レストラン・レイリー」では、なんと食事をしながらイルカの大水槽を眺めることができます。木を基調としたアメリカンテイストな店内はおしゃれ!人気の席はもちろん水槽側。(写真提供:マリンワールド)

この水槽、実は上ではショーが行われているプールなんです。なので、ショー開催時には水中でイルカがどんな動きをしているのかが見られちゃいます。他ではなかなか見ることができない貴重な光景!

食事、ドリンク、スイーツとどんな時間帯に来ても楽しめるメニューが揃うこちらで、今回は新メニューのホテルカレーをいただきました。西鉄グランドホテルの料理長監修の本格的なカレーは、「ベジタブルカレー」「豚ロースカレー」「シャークカレー」の3種類。写真は「シャークカレー」850円(クリームソーダ490円)。カレーの上には宮崎県産のシュモクザメのフライがのっています。

同じく宮崎県産のシュモクザメのフライをはさんだ「シャークフィッシュバーガープレート」860円(アイスコーヒー360円)はマリンワールド館長のオススメ。サメと聞いて身構えたものの、臭みも全くなく、ふっくらジューシーな白身魚のフライといった感じ。むしろ通常の白身魚よりも上品な味かもしれません。これは次回もぜひ食べたいお味!

スイーツも忘れてはいけません。ドルフィンパフェ700円はイルカの形をしたクッキーが乗っていて、食べるのがもったいない!水槽のイルカと並べてパフェを写真におさめればSNS映え間違いなし。(写真提供:マリンワールド)

まだまだ遊び尽くせ!

2021年4月29日~5月5日までは「夜のすいぞくかん」を開催。通常17時30分までの営業時間が21時まで延びて、昼間とは違う水族館の顔を見ることができます。福岡市内の夜景を背景にした夜のイルカショーは幻想的な雰囲気で見入ってしまいます。(写真提供:マリンワールド)

館内の最後にはラッコがお出迎え。浮かんだり、潜ったり、食事したり自由に動き回るラッコを見ることができます。意外と早い動きのラッコにビックリして、再訪を誓うのでした。

マリンワールド海の中道

[TEL]092-603-0400
[住所]福岡市東区大字西戸崎18-28
[定休日]2月の第1月曜とその翌日
[営業時間]9時30分〜17時30分(季節によって変動あり)
[料金]高校生以上2,350円、小中学生1,100円、4歳以上600円
[アクセス]福岡都市高香椎浜出口から15分
[駐車場]400台(有料)
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