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【佐賀】佐賀の羊羹が進化している!今、気になるユニーク羊羹4選♪

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佐賀 羊羹

江戸時代、日本の貿易拠点だった長崎に陸揚げされたもののひとつとして砂糖があります。砂糖は、江戸へと続く長崎街道により運ばれ、このことから街道は別名「シュガーロード」とも呼ばれました。街道沿いだった佐賀は古くから独自の菓子文化が花開いたエリア。

そんな佐賀には消費量が全国1、2位を争うお菓子があります!それが「羊羹」。みなさんが「羊羹」と聞いて思い浮かべるものは、あずき色で、四角く、固まったもの、ではないでしょうか。実は最近の佐賀の羊羹はユニークなものが多くあります。そんな羊羹をご紹介します。

※この記事は2021年5月28日時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。

「鶴屋菓子舗」のYOKANGO

ようかんで手軽にエネルギーチャージ。

真っ黒なパッケージがスタイリッシュ。『YOKANGO』1本238円、5個入1260円、10個入2546円、20個入5085円、30個入7360円
持ち運びやすい大きさで、手持ちでサッと食べやすいのが嬉しい
1本のサイズが小ぶりで、ひとりで食べるのにちょうどいい。薄く切って、仕事の合間に、読書の合間に、ホームシアター観賞中に、と少しずつ食べることで集中力もUP

創業380年の「鶴屋」が2019年10月8日「ようかんの日」に販売を開始した、新しい羊羹『YOKANGO』。羊羹の歴史は古く、昔はお肉に替わるエネルギー源だったとか。砂糖が広まった江戸時代に現在の羊羹に近いものになり、保存ができ、持ち歩きに便利で、高エネルギーだった羊羹はまさに「エナジーフード」。当時、長い時間をかけて移動する中、羊羹でエネルギーを補給するなんて事があったのかも。現代でも、マラソンなど持久⼒が求められるスポーツでは重宝されているみたいです。登山やキャンプなどアウトドアが流行っている今、大した荷物にならず、片手で食べられて、甘さ控えめのさっぱりとした羊羹は、エネルギーチャージとしても、外で飲むコーヒーやお酒のお供としても活躍してくれそうです。『YOKANGO』は、佐賀の老舗薬種商「野中烏犀圓」の成分監修の下、高麗人参エキス、ヤマノイモエキスなど漢方生薬成分や、ビタミン、アルギニンなど伝統的な薬効成分が配合されているから、よりエネルギー補給できるよう工夫されているのも嬉しいポイント!

鶴屋菓子舗 本店

[TEL]0952-22-2314
[住所]佐賀県佐賀市西魚町1
[定休日]元日
[営業時間]9時〜19時
[アクセス]長崎道佐賀大和ICより20分
[駐車場]10台
「鶴屋菓子舗」の詳細はこちら
「YOKANGO」の詳細はこちら

「TSUITACHI COFFEE & TEA」のとろーり羊羹

ハチミツみたいにかけて食べる羊羹。

『とろーり羊羹』はあずき味と抹茶味の2種類。1個810円
羊羹というワードからは想像できない、このトロッとした滑らかさがお分かりいただけるでしょうか
店舗で提供している『クリームチーズとろーり羊羹クラッカー』を真似して、クラッカーの上にクリームチーズをのせ、その上にとろーり羊羹をかけてみました

「古き良きに新しい光を」がコンセプトのカフェで見つけたのは、『とろーり羊羹』。商品名の通りペースト状の羊羹で、固まっていないのが特徴です。「蜂蜜みたいな羊羹を作りたい」と、佐賀県小城市で100年以上続く小城羊羹の老舗・橘屋八頭司羊羹本舗と協力して作り上げたのだとか。写真のようにクラッカーにかけたり、他にもトーストにかけたり、アイスやヨーグルトにかけたり、滑らかな羊羹だからこそ、アレンジの幅も広がります。あんこ特有のザラザラした舌触りはなく、まさに蜂蜜のようななめらかさです。素材にちゃんと馴染むので、羊羹の風味は感じつつも素材と相まった新しい味には、羊羹の可能性を感じてしまいます。いろんなものにかけて自分だけの味を見つけたい!『とろーり羊羹』は、オンラインショップや店頭で購入可能。店舗では、羊羹以外にも佐賀銘菓・逸口香を現代風にアレンジしたものや、嬉野の副島園監修のグリーンティーなどがナイスな空間で楽しめます。佐賀に行った時は、立ち寄ってホッとひと息つきたいものです。

TSUITACHI COFFEE & TEA(ツイタチコーヒーアンドティー)

[TEL]070-4111-7328
[住所]佐賀県佐賀市唐人2-4-2 south
[定休日]木
[営業時間]12時〜20時45分、土日祝10時30分~18時
[アクセス]長崎道佐賀大和ICより15分
[駐車場]周辺有料駐車場利用(1000円以上利用で割引の提携駐車場あり)
「TSUITACHI COFFEE & TEA」の詳細はこちら
「とろーり羊羹」の詳細はこちら

「村岡総本舗」のシベリア

昔懐かしいお菓子が新たに生まれ変わって登場。

新商品の『シベリア缶』1500円。レトロなパッケージが可愛い~。食べた後の缶の中には、裁縫道具を入れようか、マスクを収納しようか、ヘアアクセサリーを入れるのもいいかもしれない
缶の中には『シベリア』1個486円が2個入っています。賞味期限は製造日から21日間
半分にカットされていて食べやすい。自分用のおやつにも、ちょっとした手土産にも最適!

創業120年余りという老舗菓子店からはシベリアを紹介します。シベリアとは、大正から昭和初期に作られていた、羊羹をカステラでサンドしたスイーツのこと。当時人気だったシベリアを、2019年に新たに開発したのが村岡総本舗。創業以来の伝統製法「切り羊羹」を、自家製餡で挟み、さらにカステラで挟んだ5層構造のシベリアは贅沢~。カステラに合わせて選んだという自家製餡とシャリ感のある切り羊羹、さらにはカステラが抜群に合います。カステラのやわらかな食感と羊羹の味・香りが口いっぱいに広がり悶絶! 今回、取り寄せたのは手の平サイズの『シベリア』。他にも伝統的な「長崎カステラ」を使用した、昔ながらの『三角シベリア』や、『シベリア』同様「ポルトガル風バターカステラ」を使用した、『丸シベリア』もあるので、そちらもぜひチェックしてみてください。シベリアは、村岡総本舗の各店舗とオンラインショップで購入可能(※三角シベリアと丸型シベリアは製造に2~3日かかるので、事前予約が必要)。

村岡総本舗 本店

[TEL]0952-72-2131
[住所]佐賀県小城市小城町861
[定休日]なし
[営業時間]9時〜18時(資料館は~17時)
[アクセス]長崎道小城スマートICより3分
[駐車場]10台
「村岡総本舗 本店」の詳細はこちら
「シベリア」の詳細はこちら

「みつばや小城羊羹製造本舗×小城市を愛する小城市民」のogi cube(オギキューブ)

カラフルで可愛いキューブ型の小城羊羹。

色鮮やかなパッケージが目をひく一口羊羹の『ogi cube』14個入540円
中に入っている羊羹は個包装になっているので、友達や家族とシェアしやすい!
味は全部で7種。写真左上から順に、ピンク:ラズベリー味、紫:紫いも味、ベージュ:キャラメル味、黄色:かぼちゃ味、緑:抹茶味、黒:ブラックココア味、青:バタフライピー&レモングラス味

佐賀県小城市を愛する小城市民と地元羊羹製造所がコラボして、新しい小城の魅力を詰め込んだ商品が出来上がりました。それがカラフルでいろんな味が楽しめる一口サイズの小城羊羹『ogi cube』。7種類の味が楽しめて、佐賀名産・レモングラス味も入っています。小城羊羹ならではのシャリっと感はそのままに、今までにない味わいが楽しめて、ついついもう1個!と手が伸びてしまいます。もちろんそのまま食べるのも良いけれど、実は他にもおすすめの食べ方が!水に濡らした羊羹を電子レンジ600Wで約10秒。羊羹のなかが、とろ~っと溶けて、また違った食感で美味!今回、羊羹を製造した「みつばや小城羊羹製造本舗」は、昭和27年創業で、現在は2代目が引き継いでいます。「ようかんジャム」など新しい小城羊羹の可能性を模索中。これまでにない羊羹に出合えるのでぜひチェックしてみてくださいね。『ogi cube』は長崎自動車道金立SA上下線、道の駅太良 たらふく館、小城市リビングラボなどで販売中。

みつばや小城羊羹製造本舗

[TEL]0952-73-2651
[住所]佐賀県小城市小城町中町583
[定休日]不定
[営業時間]8時~20時
[アクセス]長崎道小城スマートICより3分
[駐車場]なし
「みつばや小城羊羹製造本舗」の詳細はこちら
「ogi cube」の詳細はこちら