【福岡】カフェやテイクアウトも!大濠公園周辺のおしゃれスポット4選(黒門&唐人町編)
- カフェ
- スイーツ
- テイクアウト
- パン
- 大濠
- 手土産
- 福岡
大濠公園の西側に位置する“黒門&唐人町エリア”。ペイペイドームまでの最寄り駅として一度は訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。唐人町商店街をはじめ、今なお昔ながらの下町情緒を残すこのエリアには、実はおしゃれスポットが近年続々とオープンしています。
今回は、味はもちろん見た目にもこだわったカフェやパン屋さんなど4店舗をご紹介します。 大濠公園のお散歩ついでに寄り道してみてはいかがでしょうか♪
※この記事は2021年7月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。
美しすぎる!まるで芸術品のような極上パフェが味わえる専門店「パンシリオ」
福岡市地下鉄唐人町駅から徒歩約3分、中央区黒門にあるパフェ専門店「Fukuoka Parfait Lab PINSIRIO(フクオカパフェラボ パンシリオ)」は、ガトーショコラ専門店「ごほうびショコラ」(福岡市中央区荒戸)のオーナーパティシエである松尾さんが、ショコラ以外にも甘いものを幅広く提供したい、福岡でパフェ文化を根付かせたいという思いから立ち上げたお店です。
民家を改築したという店内は、無機質なコンクリートの質感と柱や梁の木材がセンス良く調和した隠れ家のような空間。1階で注文したのち、2階のイートインスペースで極上のパフェを堪能できます。コーヒーやカフェオレなどのドリンクメニューもあり。
今回注文したのは、「太陽マンゴー(2200円)」と、「メロンの棚田(2000円)」。まるでアート作品のような華やかさ!思わず写真に収めたくなるような繊細なパフェは、もうすでに食べる前から幸せな気分にさせてくれます。
「太陽マンゴー」には、宮崎県産完熟マンゴーを使用。マンゴーとブラッドオレンジのジェラートが添えられており、マンゴーコンポートの下には、マンゴーババロア、チーズケーキが!さらに、下層のアールグレイジュレと自家製ババロアがさっぱりとした後味に。まさに太陽の恵みを堪能できる、濃厚な甘さが特徴のパフェです。
「メロンの棚田」は、メロン界の王様といわれるアールスメロンを使用。ミルクとピスタチオジェラート、完熟メロンの下は、クレームダンジュ、クッキー、チーズケーキでまろやかに、白ワインゼリーとキウイでさっぱりと仕上げています。この白ワインゼリー、おいしいです!全体的に、すっきりとした大人な味わいで、贅沢な気分に浸らせてくれました。
また、「パンシリオ」では、ミニパフェのテイクアウトも開始。メロンミニ、桃ミニなど、価格はどれも税別600円と、お手頃なのがうれしい!今後はミニパフェの種類も増やす予定とのことなので、おうち時間を贅沢に彩ってください♪
「パンシリオ」で食べられるパフェは、その時期の旬のフルーツを使用するため、季節によって変わります。SNSをチェックして、お目当てのフルーツが登場するのをぜひチェックしてみてくださいね。
Fukuoka Parfait Lab PINSIRIO(フクオカパフェラボ パンシリオ)
[住所]福岡県福岡市中央区黒門8-15
[定休日]火
[営業時間]13時〜18時
[駐車場]なし
「Fukuoka Parfait Lab PINSIRIO」のSNSはこちら
路地裏カフェで味わう贅沢な1杯。有名バリスタのこだわりが詰まった自家焙煎コーヒー店「KUROMON COFFEE」
福岡市地下鉄唐人町駅から徒歩約4分、明治通りから少し路地へ入った閑静な住宅街に立つ「KUROMON COFFEE」。築90年の古民家を改装し、焙煎機を備えたこちらのカフェは、薬院にあったコーヒーショップ「FOREST MARK ESPRESSO」が2019年6月に黒門に移転。地域に愛される店にとの願いを込めて、地域名を店名につけたのだそう。
店内は、日本家屋風の趣のある内装。東京の名店で腕を磨いたバリスタ八田さんが厳選して仕入れたスペシャルティコーヒーが種類豊富に揃い、店内で飲むのはもちろん、テイクアウトも可能。コーヒー豆の販売もしています。ディカフェの取り扱いもあるので、カプチーノやエスプレッソもカフェインレスで楽しむことができるのもgoodポイント。
コーヒー以外にも、エスプレッソバナナシェイク(620円)、ほうじ茶ラテ(560円)、ビターチョコレートシェイク(620円)など、コーヒーが苦手な人も一息つくのにうれしいメニューが揃うほか、ワッフル(510円)やフィナンシェ(230円)の焼き菓子や、バタートースト(310円)などのフードメニューも充実しているので、おやつTIMEを過ごすにはもってこいのカフェです。
この日のアイスコーヒーは、スペシャルブレンドの「月あかり」でした。焙煎にこだわっているだけにコーヒーの深みが強く、フルーティーな香りを感じる一杯。雑味がないのでスイーツとの相性も抜群。酸味が苦手な人でも飲みやすいコーヒーかも。
これからの暑い時期は、スタッフさんおすすめのほうじ茶ホワイトシェイクで糖分チャージするのもいいですね。甘すぎず、意外とさっぱりしたシェイクでした。おいしかった!
ちなみに、カフェを訪れた時間は八田さんが焙煎をしており、店内はコーヒーの甘くて香ばしい香りに包まれていました。本格的な自家焙煎カフェ、コーヒー好きにはたまらない1軒です。大濠公園の散歩ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
KUROMON COFFEE(クロモンコーヒー)
[TEL]092-707-0669
[住所]福岡県福岡市中央区黒門4-24
[定休日]金
[営業時間]12時〜17時
[駐車場]なし
「KUROMON COFFEE」のSNSはこちら
人気パン店が手掛けた2号店。路地裏の古民家で小麦の旨みが詰まった絶品パンを味わえる「黒門ロヂウラベーカリー」
こちらも福岡市地下鉄唐人町駅から徒歩約4分、「KUROMON COFFEE」のお隣に並ぶ、古民家のパン屋さん。大通りから一つ路地に入った静かな場所にあるこのパン屋、実は西新にある人気店「ロヂウラベーカリー」の2号店なんです。黒門店は、西新店とはまた違った雰囲気を味わえるので、その特徴を少しご紹介します。
西新店よりも広めの店内は、控えめな明るさでとても落ち着いた雰囲気。古民家を生かしたおしゃれな空間です。そして、並んでいるパンの種類が多いこと!ハード系を中心に、バゲット、デニッシュ系、惣菜系、菓子パン系、食パンとバラエティ豊かなパンが並びます。
どれも素材の組み合せに凝っているなという印象。全部おいしそうでどれを買おうかかなり悩みます。店舗限定のパンもあるようなので気になる方は要チェックですよ。
黒門店は、2階がイートインスペースになっているため、今回はそちらを利用しました。
2階のイートインスペースも元々の建物を生かした趣のある造りになっており、非常に居心地の良い空間。ついつい長居したくなるような落ち着いたスペースで、この日も、おひとりさまから、高校生、小さな赤ちゃん連れまで、さまざまな人がイートインスペースを利用されていました。 今回私は、窓際のカウンター席で買ったパンをいただきましたが、風通しもよく、ぼーっと窓の外を眺めながら昼下がりのまったりした時間を過ごせました。ほんとうにオススメ!
そして、購入したパンがこちら。ロヂウラベーカリーといえば、ハード系。ということで、「クルミとデンマーククリームチーズ(237円)」をいただきます。カリッと香ばしい外側の生地と、中のもっちりした食感がたまりません!低温長時間発酵させた酵母は香りが強く、噛むほどに小麦の風味を感じます。「抹茶メロンパン(216円)」と、「きのことベーコンのフォカッチャ(259円)」も、素材の味が十分に引き出されており、少し大人な味。とってもおいしかったです!トースターが置いてあるので、パンを温めて食べることもできますよ。
今回紹介したパンの他にもたくさんの種類のパンが販売されているので、きっと自分のお気に入りのパンが見つかると思います。6月17日には、『百道浜ロヂウラベーカリー』として、TNC放送会館パヴェリア1Fにも新店がオープンし、ますます目が離せない「ロヂウラベーカリー」。お近くにお立ち寄りの方はぜひ!
黒門ロヂウラベーカリー
[TEL]092-791-9605
[住所]福岡県福岡市中央区黒門4-23
[定休日]火・第2、4、5水
[営業時間]8時30分〜18時(イートインLO17時)
[駐車場]なし
「ロヂウラベーカリー」の詳細はこちら
「ロヂウラベーカリー」のSNSはこちら
人と人とのつながりを“糸”に込めたボトルチーズケーキ店「ちぃず庵 糸」。大切な方への贈り物にどうぞ。
唐人町商店街のアーケード通りに、2021年5月にオープンしたのはボトルチーズケーキ専門店「ちぃず庵 糸」。 結(むすぶ)、繋(つなぐ)、縁(えん)、絆(きずな)など、人と人との繋がりを表す言葉には“糸”という字が使われていることから、店名を「糸」と名付けたのだそう。
こちらのお店は“和”に拘っており、ボトルの蓋にはカラフルなちりめんを使用、「糸」の象徴でもある水引がボトルに結ばれています。また、ロゴや商品名は有名な書道家による手書きなのだそう。
商品は13種類で、450円〜550円の価格帯。それぞれのフレーバーごとにちりめんの色が異なり、商品名はどれも“糸へん”の漢字がつけられています。ラインナップは下記の通り。
純-Jun-(生クリーム)、紅-Beni-(いちご)、紣-Sai-(みかん)、紫-Murasaki-(ブルーベリー)、絃-Gen-(アーモンド)、織-Shiki-(黒みつきなこ)、紳-Shin-(黒ごま)、繕-Zen-(あずきホイップ)、繚-Ryo-(レモン)、絹-Kinu-(くり)、紬-Tsumugi-(抹茶)、絢-Aya-(ラムレーズン)、結-Yui-(いちじく)。
どれもステキな名前で、どれにするか迷うほど惹かれるものばかり!
今回購入したのは、左から、“紬-Tsumugi-(抹茶)550円”、“純-Jun-(生クリーム)450円”、“繚-Ryo-(レモン)550円”、“絢-Aya-(ラムレーズン)550円”の4種類。
糸島産・伊都物語の牛乳と卵、北海道産のクリームチーズ、純生クリームで作られる手作りチーズケーキは、保存料・着色料不使用。ソースに使用するフルーツもかなり厳選しており、なかには4時間ほど煮込んで作るソースもあるのだそう。
一番人気の“純-Jun-(生クリーム)”は、チーズケーキ本来のおいしさをしっかり堪能できるので、初めて購入する際はマストな商品かと。個人的には、ラムレーズンがおすすめ!3日間じっくり漬け込んだラムレーズンのクリームがとっても濃厚で、さっぱりチーズケーキとの相性抜群! 微量のアルコールが入っているため、少し大人な味わいです。
「ちぃず庵 糸」では、贈り物に最適な、オリジナル桐箱入りセットも販売しています。中身のフレーバーは好きなものを選べ、2個セットの「絆-Kizuna-(2000円)」、4個セットの「縁-En-(3000円)」など、大切な人への手土産や、お中元にも好評だそう。
話題のお店のため、午後には売り切れてしまうこともしばしばなので、早めの来店がおすすめです。注文殺到につき中止していたオンラインでの販売も、近日再開予定とのこと。随時SNSでチェックしてくださいね。
ちぃず庵 糸(いと)
[TEL]092-732-7909
[住所]福岡県福岡市中央区唐人町1-4-13
[定休日]月、第2・第4火
[営業時間]11時30分〜18時(なくなり次第閉店)
[駐車場]なし
「ちぃず庵 糸」の詳細はこちら
「ちぃず庵 糸」のSNSはこちら
猫と靴を愛する編集者。国内・海外問わず旅が好き。最近のブームはキャンプ。キャンプ情報を求めて夜な夜なネットサーフィンしています。