【福岡】新たなる麺街道を発見!?みのしま商店街にオープンした進化系麺処3選
- ラーメン
- 焼きそば
- 福岡
- 福岡グルメ
- 福岡ランチ
- 製麺所
福岡市博多区にある【みのしま商店街】。ここは、元祖博多の台所といわれる古き良き昭和のまち並みが残る下町として地元民のみならず、福岡市民に親しまれています。
このみのしま商店街で、近年ちょっと珍しい麺処が続々とオープンしているとの情報を聞きつけて調査してきました!豚骨ラーメン以外の新たな麺文化の発信地として、これから要チェックのエリアです♪
あなた好みの麺が見つかりますように。
※この記事は2022年2月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。
麺を極めたヌードルプランナーが製麺する「吟麦製麺」
ラーメンでも、うどんでも、蕎麦でもない新ジャンルの麺!?
福岡市博多区美野島の、みのしま商店街から1本入った路地にある「吟麦製麺(ぎんむぎせいめん)」。ここは焼そばと“ヤキソバパン”でお馴染みの福岡の焼きそば専門店「バソキ屋」が運営する製麺所で、2021年10月4日にオープンしました。
光が注ぐ店内は、シンプルかつ広々。清潔感があり、オープンカフェの様な心地良い空間。入店してすぐに注文、支払いを済ませてから着席するシステムです。
こちらで提供される麺は、日本製粉と共同で開発したこだわりの小麦「吟麦(ぎんむぎ)」を使用して製麺しています。この「吟麦」は、鉄分・食物繊維が豊富で栄養価が高く、小麦本来の香りの良さが特徴。麺だけでなく、パンやお好み焼きなどにも使える万能な小麦なんだそう。
このお店の更なる特徴は、“温”or“冷”、“あっさり”or“こってり”、“さっぱり”or“がっつり”といった、その日の気分で食べたいものを選べるメニュー作りにもこだわっています。
こちらは、「吟麦辛そば」(800円)。麺の食感は、ツルツル・モチモチ・シコシコが合わさったバランス重視タイプ。ピリ辛つけダレの中には辛ごまとネギが入り、大量の刻み海苔の下には、お肉とネギがどっさり!こだわりぬかれた麺は、風味、食感、香りすべてが絶妙。
「吟麦中華そば」(600円)。福岡産の焦がし醤油を使用しており、さっぱりとした印象ですが、その分モチモチの麺の風味がダイレクトに感じられて美味!こちらのメニューにも豚バラチャーシュー肉が入っており、スープの味を邪魔しない薄めの味付けになっています。
シンプルに麺の味を楽しみたいなら、おすすめは「吟麦ざるそば」(600円)。コシがあるつるりとした食感で、ネギと大根おろしが入ったやや酸味のあるつゆとの相性が抜群です。
製麺所を兼ねているため価格設定もリーズナブル。麺は1玉1.5玉、2玉まですべて同じ価格(!!)というからなんとも嬉しいポイントですね。通常替え玉をしない方でも、2玉いけちゃいますよ。
ちなみに、店舗横には麺や唐辛子、ふりかけの自販機があるのでお店の味を自宅でも楽しめます。製麺工場ならではのサービス!お店が開いていない時間帯でも本格的な麺を24時間購入できるのは魅力的ですね♪
福岡では珍しいモーニングヌードルも展開されているそうなので、SNSをチェックしてみてくださいね。
吟麦製麺(ぎんむぎせいめん)
[TEL]092-292-4211
[住所]福岡県福岡市博多区美野島1-9-20
[定休日]なし
[営業時間]7時30分~22時
[駐車場]なし(コインパーキング100円キャッシュバック)
「吟麦製麺」のHPはこちら
「吟麦製麺」のSNSはこちら
糸島の雷山豚を使用した塩焼きそば&豚まん専門店「音℃」
テイクアウトもOK!家飲みにもってこいの塩焼きそば。
「STEREO COFFEE」「喫茶コティ」などの人気カフェを福岡で展開する飲食店グループのオーナー、児玉さんが2021年3月にオープンした「音℃(おんど)」。みのしま商店街に位置するこのお店は、糸島のブランド豚【糸島雷山豚】を使った塩焼きそばと豚まんが楽しめる店です。
祭りをイメージした店内は、ダルマやちょうちんが並ぶにぎやかな雰囲気で、ねじり鉢巻きをしたスタッフさんが出迎えてくれます。「音℃」という店名は、「音頭」の意味が込められているのだそう。
このお店の名物は、目の前の鉄板で焼き上げてくれる「糸島雷山豚 塩焼きそば」(単品750円)。柔らかい肉質で、臭みがなく甘い脂身が特徴の福岡糸島のブランド豚「糸島雷山豚」をたっぷり使った焼きそばは、太めでもちもちした麺を使用、濃いめの塩味は豚肉のうまさがより際立ちます。レモンを搾ってさっぱり爽やかに味変するのもおすすめ!
もう一つの人気メニュー「糸島雷山豚 豚まん」(単品300円)は、女性の手の平くらいあるのでは?というほどの巨大サイズ。肉汁たっぷり、餡たっぷりで食べ応え抜群。豚肉の旨味が存分に楽しめる大きさです。ちなみに、毎週金曜日は金曜限定カレーまんの日なんだそう。これは要チェック!
こちらは、「ちゃんぽん」(単品850円)。魚介がたっぷりと入った具沢山ちゃんぽんは、見た目よりもあっさり。モチモチの麺とゴマ油香るスープがいい感じに絡み合って、最後の一滴まで完食!
塩焼きそばや豚まんなどの単品メニューはどれもテイクアウト可能なので、家飲みにもぜひいかがでしょうか?ビールにとっても合いますよ♪
音℃(おんど)
[TEL]092-776-5365
[住所]福岡県福岡市博多区美野島1-17-13
[定休日]水
[営業時間]11時30分~16時(LO15時30分)、17時~22時(LO21時30分)
※蔓延防止措置の為、時短営業中の営業時間はInstagramにて要確認
[駐車場]なし
「音℃」のSNSはこちら
あの“豚丼”の名店が新たに展開するラーメン店「らぁ麺稲田」
蕎麦やうどん好きな人にオススメの醤油ラーメン。
2022年1月にオープンした福岡市博多区美野島の醤油ラーメン専門店「らぁ麺稲田(らぁめんいなだ)」。ここでは、焼あごをベースに厳選食材を配合し、甘醤油で仕上げた醤油ラーメンを提供しています。
実はこのお店、渡辺通りにある「サンセルコ」の地下1階で豚丼を販売している「豚マニア丼 稲田屋sun」が運営するラーメン専門店。豚マニア丼は豚肉が豪快に盛られたガッツリ系。一方こちらのラーメンは、老若男女から支持されそうなあっさり系。年齢問わず食べられるラーメンを目指し、日々試行錯誤を繰り返して完成した極上の一品が楽しめるとのことでやってきました。
シンプルな内観は、カウンター席のみ。オープンキッチンのような作りで、オーダーした品を待ちながら、店主さんと奥さまがテキパキと調理するさまが目の前で観察できます。店の奥で手動製麺しているので、1日に60食ほどしか提供できないそう。
この日は、14時頃の訪問だったため、すんなりと入店できましたが(それでも席はほぼ満席)、開店直後は毎日行列ができるほどの人気ぶり。
「後光醤油ポークらぁ麺」(1,000円)。キラキラと黄金色に輝くさまから“後光”醤油と名付けたラーメンです。打ち立て麺なので、麺のツルツル感と滑らかさがすごい!
そして、澄んだスープに大きなチャーシューが畳まれており、圧巻のビジュアル。このチャーシューは、宮崎県産都城観音池ポークを使用しており、臭みがなく柔らかでしっとり。さすが豚丼店の姉妹店、チャーシューにもこだわっています。
また、お店で使う器は佐賀県にある文三窯三宅製陶所に制作をお願いしており、職人さんが一つ一つ手描きで絵付けされており、同じ物がないのが特徴。
透明感のある上品なスープは、玉ねぎとゆずがいいアクセントとなって、さっぱりと食べられますが、途中でブラックペッパーを入れるときりっと味変できるのでおすすめです。この甘めのあっさりスープ、女性・子どもにも好まれそう!重くなく、クセになる味わいでした。
この日は、生憎完売でしたが、次回は人気の「ポーク飯(350円)」も必ず試してみたいと思います!
人気店ゆえ待ち時間が発生することもあります。時間に余裕をもって訪れてみてくださいね。
らぁ麺稲田(らぁめんいなだ)
[TEL]092-980-4172
[住所]福岡県福岡市博多区美野島2-26-27
[定休日]月・火(不定)
[営業時間]平日18時〜21時頃(未定)、土日11時〜15時頃(未定)※営業時間・営業日はInstagramにて告知
[駐車場]なし
「らぁ麺稲田」のSNSはこちら
猫と靴を愛する編集者。国内・海外問わず旅が好き。最近のブームはキャンプ。キャンプ情報を求めて夜な夜なネットサーフィンしています。