鹿児島県南九州市知覧町。歴史ある知覧武家屋敷庭園群には県内外から多くの観光客が訪れます。また、知覧茶の一大産地でもあり市内には多くの茶畑が広がります。今回は、武家屋敷庭園群のすぐそばにあり、知覧茶を使ったメニューが豊富で人気の『CAFE201』についてご紹介いたします。

※この記事は2022年7月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。

江戸時代から続く歴史あるまちで知覧茶を飲んで食べて味わう

薩摩の小京都「知覧」を代表する、風情ある町並みが広がる知覧武家屋敷庭園群。
武家屋敷をはじめ、伝統的な庭園や石垣と生け垣の美しさは見事です。生け垣の中には
お茶の木が使われているところもあります。ここからもお茶の産地知覧を感じることができます。

今回ご紹介する『CAFE201』は2017年にオープン。「みんなの居場所」をコンセプトに、
お客様はもちろん、ここで働くスタッフ、さまざまな形で関わる人、全員が楽しめる空間にしたいという思いでオープンされたそうです。

お店の入り口には、目を引く大きな暖簾がかかっています。『CAFE201』のドアをモチーフにしたロゴが印象的です。

暖簾をくぐり、中に入ると開放的な広々とした空間が広がっています。

席のタイプもいろいろあります。テーブル・椅子席は小グループで利用するのに良さそうです。

こちらはテントを張ったような空間。静かに過ごしたい方におすすめです。

お店の裏手には「麓川」が流れており、その川を眺めることができる席もあります。
どこを選んでも、落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごすことができます。

店内には知覧茶や焼き菓子が並ぶ販売スペースもあります。

知覧茶を使ったメニューがずらり。どれにしようか悩みます。

ワンプレートに、かわいいサイズのバーガーが２個とサラダ、副菜がのっています。

「知覧茶」を練り込んだバンズに、パテとチャーシューの２つの食材が挟まれ、それぞれの味が楽しめます。パテはずっしりとしたジューシーなハンバーグです。チャーシューは、バンズから飛び出るほどたくさん挟まっていてボリューム満点です。甘辛い味付けがおいしいです。

手にすっぽり収まるかわいいサイズですが、なかなかの食べ応えです。

セットのドリンクは、「知覧茶ラテ（ICE）」を注文しました。こちらはセット価格にプラス200円で選ぶことができます。
デザートは日替わりで、この日はプリンでした。カラメルソースはほろ苦く、大人も好きな味でした。

鹿児島県南さつま市の人気のパン屋さん「temahima（てまひま）」特製の知覧茶食パンを使っています。ほんのりと緑色のパンです。食べてみると、しっかりとお茶の味を感じます。その知覧茶食パンにホワイトソース、厚切りハム、チーズをたっぷり使って焼き上げた一品です。チーズの香りに食欲がそそられます。厚切りハムが入っているのでこちらもボリュームがあります。

知覧茶を使ったシュークリームです。シュークリームの皮はパイ生地です。シュークリームの上から知覧茶のパウダーがふりかけられていますが、これだけではありません。
中のクリームにも、知覧茶がふんだんに使われています。鮮やかな緑色のクリームは甘さの中にお茶のほろ苦さをしっかりと感じることができます。重厚なパイ生地とほろ苦い知覧茶クリームの相性がバッチリです。

お茶は、飲むだけではなくさまざまな料理やスイーツとしても楽しむことができます。普段あまりお茶は飲まないという方にもおすすめです。知覧武家屋敷庭園群の趣ある雰囲気を体感した後に食べるお茶の料理やスイーツは格別です。

2022年5月には、『CAFE201』から車で5分ほどの距離に『379Work Terminal PACBO』がオープンしました。こちらはカフェテリアとコワーキングスペース、レンタルオフィス、貸し会議室が一体となった複合テレワーク施設です。カフェテリアは『CAFE201』と同系列の店舗になります。これまでは観光を目的に訪れる方が多かった知覧ですが、今後はテレワークの方も増える予感。

CAFE201

［TEL］0993‐83‐2410
［住所］鹿児島県南九州市知覧町郡13731‐1
［定休日］木
［営業時間］10時～19時、ランチタイム12時～14時（LO13時45分）
［アクセス］-
［駐車場］-
「CAFE201」の詳細はこちら

segawa_chika

鹿児島生まれ鹿児島育ち。旅行代理店・観光協会・宿運営と観光一筋です。
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