鹿児島県志布志市。大隅半島に位置し、宮崎県にも隣接しています。豊かな自然のもと、水産業や畜産業が盛んな、食の魅力が溢れる町です。今回は、志布志麓の歴史を感じる路地の一角にある「ウラカフェ」に行って来ました！

※この記事は2023年3月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。

情緒あふれる古民家カフェ

今回ご紹介する「ウラカフェ」の周辺はとても落ち着いた雰囲気の町が広がっています。

志布志市には、城跡がたくさんあります。ウラカフェ周辺もその名残があり、石積みや立派な門構えが残っています。

こんな風情ある町並みの一角にウラカフェはあります。

お店の入口近くに看板があるので、これを目印にお出かけください。

白い暖簾が風に揺られ、気持ちよさそう。雰囲気のある古民家です。こちらは、大正末期～昭和初期にかけて建てられた民家をリノベーションされています。

中に入ると、どこか懐かしさを感じる雰囲気。

昔のものが大切に受け継がれているのがわかります。お会計をするカウンターはよく見るとオーディオ！

こういった、木の格子の窓も今では見なくなりました。古民家好きにはたまらない空間！

天井が高く、開放的な空間が広がります。

席のタイプもさまざま。

席と席の間が広いので、ゆったりとした気持ちで食事を楽しむことができます。

広々とした洋間のテーブル席もあります。集まりごとに良さそうです。

アツアツ土鍋ご飯をいただきます！

こちらは、美味しい土鍋ご飯が食べられるということで大人気のお店です。
ランチメニューは、土鍋ご飯に天ぷらと日替わりおかず、季節のサラダ、お吸い物、ドリンクがセットになっています。どの土鍋ご飯を注文しても1650円です。

土鍋ご飯の種類が多くて悩みます。メニューは、「しらすと大葉」「もろこしバター」「トマトとチーズ（リゾット風）」「海鮮パエリア風（カレー風味）」「生姜と油揚げ」「あさり」「落花生」「さつまいも」「しいたけ」「かぼちゃ」と10種類から選ぶことができます。季節の食材を使っており、内容は変わるそうです。土鍋ご飯は、注文が入ってから炊き上げるそうで、20分～30分ほど時間がかかります。

ゆっくりと待つもよし、時間があまり無い時は予約がおすすめです。

梅の爽やかな香りが広がります。しらすがたっぷり入っており贅沢な土鍋ご飯です。
大葉もアクセントになります。土鍋にたっぷりご飯が詰まっており、お茶碗で３～４杯分ありました。おなか一杯になりますが、美味しいからいくらでも食べられます。

こちらの土鍋ご飯はトマトソースたっぷりのリゾット風です。
熱々の土鍋の中のご飯を混ぜるとチーズがトロトロにとろけます。
トマトもゴロっと入っていて、トマト好きには絶対に食べていただきたい濃厚な味わいです。

土鍋ご飯と合わせて、おかずもいっぱい！
天ぷらは、海老や蓮根などの定番から、里芋や大根などの変わり種まで。
日替わりのおかずも色鮮やかです。たけのこや山菜、ピクルスなど味も食感も異なる食材がそれぞれに合った味付けをされています。おかずの内容も季節によって変わるのでお楽しみに。これだけ多くの種類の野菜が使われているなんて感激します。

ドリンクもセットなのがうれしいです。

ウラカフェ名物のスイーツ

土鍋ご飯のお店ですが、スイーツも美味しい！
イチ押しは、ウラカフェ名物「ウラ雪」です。ミルク氷がとてもきめ細やかに削られていて、ふわふわの雪のよう。味は３種類。志布志で栽培されたお茶をたっぷり使った「新茶」、スイーツの定番「ちょこ」、そして「きなこ」です。

きなこは、奄美大島の黒糖が使われておりコクのある甘さ。そして、鹿児島のソウルフード「あくまき」も入っています。ふわふわのミルク氷にコクのあるきなこ、そしてプルンとした食感のあくまきが合わさると最高に美味しい！かき氷とは違う、優しい口当たりの新感覚スイーツです。

テイクアウト用のスコーンやシフォンケーキもあります。お土産に、贈り物にいかがでしょうか。

志布志市の「ウラカフェ」についてご紹介しました！しっかりとお昼ご飯を食べたい時、
ゆっくりと食事を楽しみたい時におすすめのカフェです。ぜひ足をお運びください。

ウラカフェ

［住所］鹿児島県志布志市志布志町帖4371
［電話番号］099-401-5430
［営業時間］11時30分～15時（※ランチのラストオーダー　13時30分）
［定休日］日・月
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segawa_chika

鹿児島生まれ鹿児島育ち。旅行代理店・観光協会・宿運営と観光一筋です。
鹿児島の隅々までご紹介していきます！