【沖縄】シャルキュトリー専門店「TESIO(テシオ)」
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近ごろなんだか騒がしい沖縄市コザ。米兵向けのクラブやパブが立ち並ぶ異国情緒たっぷりの夜の街にここ数年、昼に楽しめるステキなお店が続々とオープンしているんです。その中心的存在が、今回ご紹介する「TESIO」です。
(画像提供/TESIO)
※この記事は2023年7月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。
TESIOは、嘉手納基地から延びるゲート通り沿いにあるシャルキュトリー専門店。2019年にドイツの国際品評会(IFFA)に出品した際には、3品のエントリー中、2つが金賞、1つが銀賞を獲得。
さらに2022年には3品すべてが金賞という輝かしい実績をもつ実力派です。「へぇー」と軽く流したあなた!強くお伝えしたい!金賞は、味や見た目、食感など120ある項目すべてで満点をとったものだけに与えられる栄誉です。ね?そう聞くと、TESIOの実力ぶりがうかがえるでしょう?
とはいえ、本場ドイツも認めるおいしさだけにとどまらないのがTESIOのスゴさ。主原料である豚肉は店のすぐ裏にあるこだわり店主が営む老舗精肉店で仕入れるという鮮度のためか、肉の味がしっかりと楽しめるのはもちろん、なんだか料理の一品を食べているような満足感があるのです。
コーレーグース(唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料)やシークワーサーなど、沖縄素材も多用する個性的なスパイス使いのためかと思いましたが、聞いてなるほど納得。京都ではじめてシャルキュトリーに出合い、「沖縄の豚でつくりたい!」との思いを叶えるべく、京都や静岡、岡山で加工肉の技術を学ぶ前まで、店主・嶺井さんは料理人として腕を振るっていたこともあるとか。その経験からTESIOのハム・ソーセージ作りには、料理的なアプローチも加えているのだそう。
そんな唯一無二のハム・ソーセージは、季節やイベント限定品を含め、80種以上のラインナップを誇ります。そのうち店頭のショーケースに並ぶのは常時約20種。
今すぐ食べたい——。そんな衝動にかられたら、店内の一角にある「Hinettery(ヒネッタリー)」で、出来たてのホットドッグをどうぞ。沖縄で人気の焙煎店「COFFEE potohoto」や「豆ポレポレ」の豆を使ったドリップコーヒーとともに楽しめます。
シャルキュトリーはお店から発送することも可能です。ギフトボックスが誰かに贈りたくなるかわいさ♡予算や好みに合わせてギフト仕立てにしてくれるのでぜひ。
最後に、個人的なおすすめをいくつかご紹介。なにはともあれ外せないのは、ドイツの国際品評会で金賞を受賞した「TESIOフランク」。お店のスタンダードな商品で、“ボイル&焼き”でパキッと歯応え、スモークの香りが引き立ちます。
お酒のアテには、ドイツ産ステッペンチーズを練り込んだ「モッツァレラヴルスト」。ピスタチオやヘーゼルナッツ、ドライイチジクを加えた「イチジクとナッツのレバーパテ」もワインがすすみます。
沖縄らしさが光るものなら「大宜味シトラスソーセージ」や「コーレーグースのチョリソー」。豚肉のおいしさが際立つ「ホワイトハム」も好きですねー。というか、どれをチョイスしても間違いありません!ショーケースを前にあれこれ悩みましょう。
TESIO(テシオ)
[TEL]098-953-1131
[住所]沖縄県沖縄市中央1-10-3
[営業時間]11時〜18時
[定休日]月
[駐車場]なし(近くにコインパークあり)
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