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【福岡】旬のフルーツ×甘酒 「浦野醤油醸造元」のにじいろ甘酒

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「飲む点滴」ともいわれる甘酒。栄養価が高く、健康はもちろん、美容効果にも期待大。そんな甘酒の進化版「にじいろ甘酒」はご存知ですか?
福岡県の豊前市で150年以上営む老舗の「浦野醤油醸造元」が手がけていて、あまおう、八女抹茶など年間通じて約10種類の甘酒を造っているのです。
今回はそんな「にじいろ甘酒」の秘密に迫ってきました!

※この記事は2023年8月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。表記している料金はすべて消費税を含んでいます。

創業は文政年間。江戸末期から醤油蔵として商いを続け、現在は5代目と6代目が切り盛りしています。場所は「中津街道」「求菩提道」「小倉道」が交わるところで、かつて八屋宿と呼ばれていた四辻のすぐそばです。建物は国の登録有形文化財にも登録されています。

店内では味噌や醤油などの自社製品を中心に販売するコーナーのほか、お店の一角はカフェになっています。その名も「発酵カフェ」。

カフェでは生甘酒スムージーを提供中です。生甘酒スムージーは、その名の通り生の甘酒を使っていて、店頭でしか味わうことができません。砂糖などの甘味料は不使用。米糀とフルーツの自然な甘さで、甘酒が苦手な人でもゴクゴクと飲めちゃいます。
生甘酒スムージー400円。写真はあまおう苺。

6代目の妻の浦野敦子さん。「にじいろ甘酒」や生甘酒スムージーの考案者です。
甘酒の概念を変えたいとの思いで、試行錯誤を繰り返し、旬のフルーツや特産品と甘酒を組み合わせて、7年前に「にじいろ甘酒」が誕生しました。

甘酒作りの基本となる糀は、自社の蔵で仕込みます。
福岡県産米を炊き、甘酒用の種糀を入れ、まんべんなく混ぜていきます。
1日目は混ぜた状態のまま室で寝かし、2日目に表面に菌がついてきたらほぐし、3日目にようやく出来上がるのです。

こちらが出来たてホヤホヤ、生の糀です。ふわふわとした菌糸をまとっているの、わかりますか?甘酒の素となるのです。

「にじいろ甘酒」。出来立ての生糀を使った伝統製法の甘酒に、福岡県産の旬のフルーツや地域の特産品を組み合わせています。無添加・ノンアルコール・ノンシュガー。
種類は米糀、博多あまおう、八女抹茶、発芽玄米、くろ米、極早みかんが定番。その他季節限定で、ブルーベリー、とまと、青梅、南高梅、巨峰、ゆず生姜があります。
料金は594円〜。

浦野醤油醸造元(うらのしょうゆじょうぞうもと)


[TEL]0979-83-2326
[住所]福岡県豊前市大字八屋1341-1
[営業時間]9時〜17時
[定休日]土・日・祝日、お盆、年末年始
[アクセス]東九州道豊前ICより10分
[駐車場]4台
「浦野醤油醸造元」のHPはこちら