梅雨の時期に見頃を迎えるあじさい。雨に濡れ、しっとりと鮮やかに咲き誇るあじさいは、なんだかパッとしない憂鬱な気持ちを晴れやかにしてくれますよね。
そこで今回は、福岡県・佐賀県・長崎県のあじさい名所を3スポットご紹介します。 ぜひ、お近くのスポットに足を運んでみてはいかがでしょうか。

※この記事は2021年6月10日時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。

【福岡県】筥崎宮あじさい苑

国の重要文化財を借景に咲き誇る、3500株のあじさい

日本三大八幡宮に数えられる「筥崎宮」のあじさい苑は、平成の御大典を記念して平成3年に、境内の西奥に造られました。
国の重要文化財である御社殿を借景として、約1700坪の敷地に100品種3500株ものあじさいが色とりどりに咲き誇り、多くの参拝者の心を和ませています。見頃は6月初旬～6月中旬頃まで。
また、参道沿いにある「神苑花庭園」では、あじさい開花と同時期に、約30品種5000本のユリが見頃を迎えるので、あわせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

筥崎宮（はこざきぐう）

［TEL］092-641-7431（社務所）
［住所］福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
［アクセス］福岡市営地下鉄「箱崎宮駅」から徒歩約3分
［駐車場］300台（200円/1時間、以降1時間毎100円増）
■あじさい苑
［TEL］092-641-7431（社務所）
［開苑期間］2021年5月下旬～6月30日（期間中は毎日開苑）
［営業時間］9時30分〜17時
［入苑料］300円（保護者同伴の場合は、中学生以下無料）
■神苑花庭園（しんえんはなていえん）
［TEL］092-651-1611
［開苑期間］1月1日～12月10日
［営業時間］9時30分〜17時（冬期は16時30分）
［休み］水（1・2・4・6月と放生会期間中はなし）
［入園料］200円
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【佐賀県】見帰りの滝

フォトジェニックな滝とあじさいの競演を堪能

日本の滝百選にも選ばれた「見帰りの滝」は九州一の落差を誇り、春は桜、夏は深緑、秋は紅葉がそれぞれに滝を彩ります。
特に6月のあじさいの時期は圧巻。約1.4㎞にわたり咲き競う、50種約4万株のカラフルなあじさいを眺めながら、遊歩道の散策を楽しむことができます。
例年6月には、「見帰りの滝あじさいまつり」が開催され、各種イベントや夜間ライトアップが行われ、昼間とはまた違ったあじさいの幻想的な姿を見ることができます。（2021年は新型コロナウイルスの影響で2年連続の中止となりました）

見帰りの滝

【長崎県】中島川公園（眼鏡橋周辺）

日本最古の石造りアーチ橋とあじさいのコラボレーション

例年、5月下旬から6月中旬にかけて開催される「ながさき紫陽花（おたくさ）祭り」。期間中は、見頃を迎えたあじさいが長崎市内各所を彩ります。
2021年は昨年に続き新型コロナウイルスの影響でまつりは中止となりましたが、今年も市民にあじさいを楽しんでほしいと、街頭での展示のみを行っています。
街中でひと際人気の高いあじさい名所が、眼鏡橋をメインとした「中島川公園」。日本三名橋のひとつに数えられる日本最古の石造りアーチ橋（眼鏡橋）とあじさいの組み合わせは、絶好の写真スポットとなっており、個性的な品種なども含め20種1300株の鮮やかなあじさいが色とりどり咲き並びます。

中島川公園（なかしまがわこうえん）

［住所］長崎県長崎市栄町７
［営業時間］見学自由
［定休日］なし
［料金］見学自由
［アクセス］長崎自動車道長崎ICより車で約10分
［駐車場］なし
「中島川公園」の詳細はこちら

TRIT_tan

猫と靴を愛する編集者。国内・海外問わず旅が好き。最近のブームはキャンプ。キャンプ情報を求めて夜な夜なネットサーフィンしています。