【長崎】焼きものの町・波佐見で、お気に入り探しの旅♪
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長崎県の中央にある焼きものの町・波佐見(はさみ)。
400年のもの歴史を持つ波佐見焼は、伝統にとらわれず、時代にあった器を作り続け、
暮らしを彩る使いやすい日常の器として多くの人に愛されています。
そんな焼きものの町・波佐見で、器のハンティングやランチ、カフェを楽しんだり…。
お気に入りに出会う旅のご提案です。
※この記事は2022年6月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。
唯一無二!波佐見の新たなる遊び場「HIROPPA(ヒロッパ)」。
2021年10月にオープンした「HIROPPA」。
こちらは波佐見焼ブームの立役者「マルヒロ」が作った、なんと公園です!
「マルヒロ」といえば、波佐見焼の産地メーカー。
2010年に販売した「HASAMI」のマグカップが大ヒットし、波佐見焼の人気が全国区に広まりました。そんな「マルヒロ」が手がけた公園とは?
波佐見焼を通して繋がった、アーティストと共に作る公園で、芝生が広がる約1200坪の敷地には、アーティストがデザインする遊具が点在。
芝生広場の入り口には建物があり、そこにはマルヒロの直営店やカフェOPEN-ENDを併設しています。まずは建物の中からご紹介。
マルヒロの全ラインナップが揃う直営店だけに、見応え抜群。
この棚にはカラフルな「HASAMI」シリーズがズラリ。
全種類揃うのも、直営店ならでは。ネットでは品薄な人気カラーも、ここでは手に入りやすいかも!?
「HASAMI」はアメリカのダイナーをイメージしたデザインが特徴。カラーバリエーションが豊富で、スタッキングはもちろん、おもちゃのブロックのように組み合わせて楽しめるのも魅力。
同じカラーで揃えるのもイイし、色んなカラーで組み合わせするのもイイ。そんなことをアレコレと考えてたら、あっという間に時間が経ってしまうので、買い物をする際は時間に余裕を持って!
新作も登場していました。フルーツやヒマワリのお皿!可愛すぎます!上から時計回りに、いちご、りんご、とうもろこし、みかん、ひまわり。
オリジナルブレンドのコーヒー500円など、ドリンクメニュー中心。ドリンク片手に外の芝生広場に持っていって、好きな場所でくつろぐのもOK。
では、続いて外の広場へ。まず目に飛び込んでくる建物は、「あみあみジャングル」。
建物の上部分には網が張られたスペースが。ゴロンと寝転ぶと、体感的にはハンモックのよう。ここでお昼寝する人もいるんだとか!羨ましい。
これ、なんでしょう?芝生を切り取ったわけではありません!これは人工芝で作ったクッションです。
誰でも自由に使えるため、敷地内の好きなところへ持って行きましょう。
アーティストの作品「ロボットのおか」にて、人工芝のクッションを持って行っておしゃべりタイム。時間が経つのを忘れそうです。
そして一角には「やきものビーチ」も。こちらもアーティストの作品。砂のように見えるのは、実は焼きもの!廃材となった焼きものを砕いて、角を取った小さな粒が敷き詰められているんです。砂場でもあり、時には水を貯めてビーチのような水遊び場にも。
ショップで買い物をせずとも、ただただ公園としての利用もOK。地元の人はお弁当を持ってピクニックする人もいるんだとか。
新しい遊びの場としても注目の「HIROPPA」。波佐見でぜひ!
HIROPPA(ヒロッパ)
[TEL]0956-37-8666
[住所]長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷682
[定休日]不定
[営業時間]10時〜18時
[アクセス]西九州道波佐見有田ICより5分
[駐車場]70台
「HIROPPA(ヒロッパ)」の詳細はこちら
波佐見でベトナム!?「COYANE(コヤネ)」でフォーランチ
最近波佐見に行った友達から「波佐見のベトナムは食べた?」と聞かれたことがありました。
波佐見のベトナムって何!?と調べてみたら、ベトナム料理でした。
こちらは2020年8月にオープンしたフォーとカフェのお店。「無添加で身体に優しい」がコンセプトです。
波佐見焼の総合商社「西海陶器」が手がけるお店だけあって、使っている器もセンス抜群なんです。
早速、フォーをご紹介します。
料理の監修には、東京を中心に活躍するフードコーディネーターの方が携わっています。地元の人にも気軽に足を運んでほしいと、毎日でも食べたくなるような、シンプルで優しい味わいにこだわったとか。
事実、添加物を使わず、なるべく地元のものを使用したいと、野菜などは地元産を中心に使用。主役のフォーの麺も、ゆくゆくは波佐見産の米粉で自家製を考えているんだとか。
フォーは3種類。チキン・ビーフ・シーフード。
スープは有田鶏で出汁をとり、シンプルな味わいながらも、食べ応えのある仕上がりに。
写真はビーフ。少し辛さも加わり、大人な仕上がりに。
単品はチキン800円、ビーフとシーフードは各900円。生春巻きor揚げ春巻きがセットになると、チキン900円、ビーフとシーフードは各1000円。パクチーなどの香草は別添えになっています。
チェーはココナッツミルクに季節の果物、タピオカ、緑豆が入った、日本のぜんざいのようなもの。
プリンは練乳をたっぷり使用し、コクのある味わい。上にはクリームとベトナムコーヒーの粉末をトッピング。
COYANE(コヤネ)
[TEL]0956-56-7611
[住所]長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2204-4
[定休日]火
[営業時間]平日11時30分〜16時(LO15時30分)、土日祝11時30分〜17時(LO 16時30分)
[アクセス]西九州道波佐見有田ICより5分
[駐車場]25台
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「ZOE L’Atelier de Poterie(ゾエ ラトリエ ドゥ ポトゥリー」で可愛いドリンク飲んでお買い物♪
波佐見焼の窯元・一誠陶器(いっせいとうき)の直営店として、2021年10月にオープン。
一誠陶器で生まれた新たなプロダクトラインとしてデビューした可愛い器や雑貨、アクセサリーの販売と、カフェを併設。
場所は波佐見の中心部。やきもの公園のすぐ近く。空き家だった古民家をリノベーションし、開放感溢れるステキな空間に。
波佐見焼の窯元は数あれど、一誠陶器は「手描きの一誠」と呼ばれるほど、手描きを得意とした窯元。
手描きでしか出せない風合いを大切にし、ショップには手描きを活かした器がずらり。写真のお椀は、くわらんか碗。各1200円※価格改定により変動の可能性あり。
ZOEの器は天草陶土を配合したオリジナルの陶土を使っているので、軽いのが特徴なんだとか。実際に手に取ってみると、「軽っ!」と実感できます。
伝統的な良さ+新しいエッセンスが見事にマッチ。まさに波佐見焼たる所以・日常使いができる器ばかり。窯元直営のため、価格帯もリーズナブルなのもポイントです。
そして、カフェではオリジナルのドリンクやスイーツを味わえます。
ドリンクの名前に付けられている呉須(ゴス)色とは、古くから波佐見焼によく使われている絵の具の名前。
先ほどの写真でも紹介したボウルの色です。
試作に試作を重ね、ブルーハワイと竹炭で呉須色を再現。味わいはさっぱりとした飲み口で、暑い夏にピッタリ。
スイーツでは波佐見焼のマグカップ入りケーキ「GATEAU DE MUG」850円がオススメ。季節によって内容は変更しますが、常時3種類程並びます。
一番の特徴は、食べ終わった後は、マグカップを持って帰ることができるんです!しかも、食べたカップでなくともOK。傷やムラができたB品のマグを使用しているため、その日あるB品マグから好きなマグを選ぶことができるんです。
B品とはいえ、日常使いにまったく問題はなし!旅の良い思い出になりますね。
ZOE L’Ateliie de poterie(ゾエ ラトリエ ドゥ ポトゥリー)
[TEL]0956-55-7460
[住所]長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-5
[定休日]木、不定休(インスタグラムで要確認)
[営業時間]10時〜17時
[アクセス]西九州道波佐見有田ICより5分
[駐車場]やきもの公園駐車場利用
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大分生まれ。福岡市在住。旅と音楽とテレビと映画とスイーツが好き。さそり座。A型。