暑〜い夏。仕事してても、車に乗ってても、カフェでお茶してても、とにもかくにも暑くてたまりません。もうこうなったら、涼しい場所を探して行くしかない！
そんな気持ちになりました、2021年の夏。涼しい＝水辺って、ことで
湧水の里・大分県竹田市で、水辺巡りはいかが。 紹介するのは、3つの異なる水辺。お好きな水辺で、今夏チルアウトを♪
（画像提供：ツーリズムおおいた）

※この記事は2021年8月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。

知る人ぞ知る、現代の秘境！？「黄牛の滝」

黄牛と書いて「あめうし」。実はこれ、飴色の牛のことなんです。
ここに棲んでいた龍が悪いことをし、それを鎮めるために地元の人らが、黄牛の子どもの頭を滝壺に投げ入れた、という伝説が残る滝。
遊歩道が整備されるまで、地元の人でさえ、滝のことを知らなかったというほど、知る人ぞ知る滝なのです。

滝の落差は約25m。深い渓谷めがけて、轟音を響かせながら流れ落ちる滝は迫力満点。
滝近くの巨大な岩に座って写真を撮ると、ステキな写真が撮れるとか。
ぜひトライ！

アクセスアドバイス：牛の顔がモチーフの看板が県道638号にあるので、その看板を目印に駐車場へ。駐車場から滝までは徒歩5〜10分ほど。足場が悪いので、歩きやすい靴や服装で。
（画像提供：竹田市商工観光課）

黄牛の滝

［TEL］0974-63-4807（竹田市商工観光課）
［住所］大分県竹田市上坂田
［アクセス］大分道九重ICより1時間10分
［駐車場］10台
「黄牛の滝」の詳細はこちら

その美しさ、まるで貴婦人！思わず見惚れる「白水ダム」

一面真っ白に見える部分。実はこれ、ぜ〜んぶ流れ落ちる水なんです。
竹田の里山の奥に佇む、高さ13.9m、幅87mの堰堤。
堤防を水が流れ落ちるさまは、まるで白いレースのよう！その美しさから、某焼酎メーカーのCMロケ地となり、全国的にも一躍有名に。
なめらかな曲線を描くため、その姿から「ダムの貴婦人」とも称されています。
キレイ〜！！！
（画像提供：竹田市商工観光課）

どこか幾何学模様にも見えるから不思議。
あまりの美しさにただただ見惚れてしまう。。。
10月下旬〜6月上旬は工事のため、その期間はアクセス不可。（2022年まで）
ということは、夏の今がイキドキ！国指定重要文化財。
（画像提供：竹田市商工観光課）

アクセスアドバイス：ダムの右岸と左岸の両方からアクセス可能だけど、おすすめは左岸側（水の流れを正面に見て、右側が左岸、左側が右岸）。
地元では鴫田（しぎた）側と呼ばれていて、広い駐車場にトイレが併設され、ダムを真正面に見ることができます。

白水ダム（はくすいダム）

［TEL］0974-63-4807（竹田市商工観光課）
［住所］大分県竹田市荻町鴫田6225-3、6225-4（左岸）
［アクセス］東九州道大分光吉ICより1時間20分
［駐車場］8台
「白水ダム」の詳細はこちら

歴史ある湧水、名水百選のひとつ「老野湧水」

のどかな風景の中にひっそりと湧く、古い歴史を持つ老野湧水。
なんと、およそ370年前から湧き出ているとのこと！妙見神社の下にある岩盤から湧き出ていて、水は拝殿の下を流れ、池に注がれる。
よって地元の人々からは「神の水」と崇められているという。
環境省の「名水百選」にも選ばれた、竹田湧水群のひとつ。

また、200mほど行くと、苔むした岩肌を水が流れる「老野湧水の滝」もあり、一帯が公園にもなっている。もこもこした緑の中に流れる清流。
まるで妖精が棲んでいそうな、メルヘンチックな景観！

アクセスアドバイス：九重ICからの場合、やまなみハイウェイからR442に入り、くるっとくじゅう周遊道路に進むと、看板があるので迷うことはありません。
（画像提供：竹田市観光ツーリズム協会）

老野湧水（おいのゆうすい）

［TEL］0974-63-4807（竹田市商工観光課）
［住所］大分県竹田市久住町柏木
［アクセス］大分道九重ICより1時間10分
［駐車場］10台
「老野湧水」のホームページはこちら

YOOOOOOKO

大分生まれ。福岡市在住。旅と音楽とテレビと映画とスイーツが好き。さそり座。A型。