熊本県球磨郡錦町。人吉市の中心部から10分ほど車を走らせると、緑に囲まれた癒しの空間「球磨禅心生活」があります。五感が研ぎ澄まされるこちらのお店についてご紹介いたします。

※この記事は2023年6月時点での情報です。休業日や営業時間など最新の情報は、各施設・店舗へお問い合わせください。

大自然に囲まれた「球磨禅心生活」

「球磨禅心生活」は、「くまぜんすたいる」と読みます。「禅」を通じて人吉・球磨地域の魅力を伝えようと2017年にオープンしました。創建600年以上の新宮禅寺の森が美しく、一度訪れると心奪われる素敵な場所です。

お店に入るまでも緑に囲まれ、お店に入る前から癒されます。

店内に入ると、大きな窓から日が差し込み明るい空間が広がります。
お香のいい香りに包まれ、入った瞬間にほっと落ち着く空間。
入ってすぐは禅に関する雑貨や、人吉・球磨のお土産品が並びます。

奥がカフェスペース。

大きな窓の先には、一面の緑。秋になると紅葉が楽しめるそう。

禅を通じて暮らしを豊かにする

店内には、禅に触れられる雑貨が多く並びます。

お浄めの塩や、お香など、日々の暮らしを豊かにする商品がたくさん。

お香の香りをゆっくりと感じることで、心が落ち着いてきます。

音で心を静める商品もありました。

音の出し方をお店の方が丁寧に教えてくださいました。音の余韻が響き、ゆったりとした気持ちに。

オリジナルの抹茶を使ったスイーツをいただきます！

球磨禅心生活が生産から商品化まで手掛けた完全オリジナルの本格的な抹茶を楽しむことができます。

抹茶を楽しむ器は好きなものから選ぶことができます。どの器も素敵なので迷います。

抹茶は自分でたてます。たて方は丁寧な説明書きを見ながら行うので、初めての方でも安心。

お茶をたてるといい香りが広がり、この香りにも癒されます。日常ではない豊かな時間。

自分で点てた抹茶は特別な一杯に感じます。器を顔に近づけるとふわっとお茶の香りが。
爽やかな苦みと、ほんのりとした甘さの両方を感じます。おいしさの余韻が残ります。
抹茶のモンブランは、目の前で抹茶ペーストを絞り出してくれます。きめ細かなペーストがたっぷりと盛られ、抹茶好きにはたまらないモンブラン。甘さ控えめで、最後の一口までおいしく食べることができました。

オリジナルのほうじ茶（三日月ほうじ茶）を粉末状にし濃いめに淹れたほうじ茶らて。
隣接する相良村「ガンコ豆腐」の豆乳を使用したラテです。豆乳の柔らかな口当たりと、ほうじ茶の香りと味がおいしい一杯です。ほんのりと甘く、ほっとする味。
抹茶豆腐ティラミスは、お店オリジナルの抹茶と川辺川の伏流水を使った豆腐、おからを組み合わせて作られています。豆腐の滑らかな食感は口の中でとろけるような感覚。しっかりと大豆を感じる濃厚な味わいと、抹茶の爽やかな苦みが相性抜群です。

また、店内では禅体験をすることもできます。写経（般若心経）、写仏（六観音）体験があり、どちらも約1時間程度、350円で体験できます。忙しい日常から解放される贅沢な時間はいかがでしょうか。

カフェタイムを楽しんだ後は、ぜひ新宮禅寺へ参拝を。

熊本へお出かけの際はぜひお立ち寄りください。

球磨禅心生活（くまぜんすたいる）

［TEL］0966-38-0358
［住所］熊本県球磨郡錦町西2311-8
［営業時間］12時～お寺の鐘が聞こえるまで（土日は10時～）
［定休日］木、第4水曜　
「球磨禅心生活」のHPはこちら

segawa_chika

鹿児島生まれ鹿児島育ち。旅行代理店・観光協会・宿運営と観光一筋です。
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